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2017年

8月

14日

ズッキーニのこぼれ種

しばらく天気が悪くなりそうなので、お盆まっただ中ですが人参の種まきを前倒しで進めることに・・・

 

例年の竹林畑の冬人参は年末ころをターゲットにしているのと、秋雨前線の雨を目当てにしてるという2つの理由で8月後半頃に種まき開始しています。

できれば早めに始めたいのだけど、軽トラで運ぶ水だけじゃどうしても播種後の灌水が足りません。

 

ちょうどいい雨が降り出しそうなタイミングを見計らって蒔いてしまうのがうちの人参の最初の難関!予報が外れて降らなきゃ水タンクの軽トラ輸送に拘束され、昨年みたいに降りすぎれば発芽さえ待たずに流れてしまったり。

 

今年はいいかんじの雨になりそうです。

 

種まき準備で最後の耕耘しようと思ったら、前作のズッキーニのこぼれ種が発芽してました。シーズン終了後に樹になったままのズッキーニが残した種です。

こちらはなんの手もかけずに「自然」に発芽したズッキーニ。

 

「自然」に放っておけば寒さがやってくる前にもう一世代ぶん命が受け継がれるはずです。

農家になる以前に持っていた自然=良いものみたいなイメージが今ではなくなりました。

自然はしたたかで、思ってる以上に力強いんです。そして、野菜は自然ではない、ということ。

 

野菜はそれぞれの農家の「こういう野菜にしたい!」っていう思いの結晶です。けっして自然にそういう風にできるわけじゃありません。

 

このズッキーニのこぼれ種は8月の中旬に発芽しました。

だけど、僕らが販売用に作ってるズッキーニの発芽は3月中旬。ズッキーニの種にとってはまだ寒すぎる時期に温床で無理やり発芽させ、暖かい温室で無理やり大きく育ててから畑に移動させます。

 

自然なズッキーニの発芽を畑で待ってたら梅雨前ころにやっと発芽、ここらの地域だとカラカラに乾いた夏頃に収穫時期を迎え、あんまり美味しくないと思います。美味しいかどうかって、ズッキーニにとってはどうでもいいこと。

自然であることと人間にとって良いことはまったくの別問題です。

 

そもそも野菜って、人が「もっとこうだったらいいのにな」っていう思いがあるからこそ、選別され進化して世界中にひろまった食べもの。自然の草じゃ嫌だから産まれてきた生き物たちです。

そんな彼らに「自然がいいよね」とかちょっとめちゃくちゃすぎる。

 

自然から離れた暮らしをしてた頃は、自然のありがたみとか自然の素晴らしさに目が行ってしまってました。だけど、この暮らしをしていくうちに自然に対して公正な判断をしていきたいなと思うようになりました。

2017年

7月

26日

農業と子育て 親方からパートナーに

うちには5歳と2歳になるこどもがいます。仕事の農業の方は妻と自分2人でなんとかやりくりしてます。

いやぁーほんと仕事と家庭の両立は大変だなと日々実感しています。

 

農業研修終え、農業バイトしながら独立に向けた準備期間中に長女を授かり、母ちゃんは仕事よりも子育てに重点を置いた生活に入りました。

畑が決まり、2回の引っ越しを経て今の暮らしが落ち着きはじめ、下の子の保育園生活も安定してきたのでやっとこさ2人で仕事の現場に入ることも多くなってきました。

 

ところがどっこい、仕事・暮らしとも共に飛び出して・飛び込み同じ方向を向いてたはずの2人の新婚カップルだったはずですが、この数年の激動に2人の間には氷河のような溝と壁ができあがっていたのです。

いや、仲はいいんですよ。

 

家の事は任せた!と割り切って畑だけに向き合ってがむしゃらにやってきました。満足な成果は上げてませが・・・

5年のハンデのある母ちゃんに、いきなり同じレベルの技術も視線も要求するのは無理があります。そんな考えは古いのかもしれないけど、じっさい「見て覚えろ」的な世界で覚えてきたこと、これまで生きてきた中で身につけた感覚的なことをわかりやすく系統立てて説明する技術は俺にはなかった。

だけど、きちんと新人研修してあげて同じ言語で語って同じ視線で畑を見れるようにしてあげなきゃいけないはずなんです。ってことはわかってるのだけど・・・

 

話が飛ぶけど、うちの母方のじいちゃんは生涯現役の職人さんでした。

地方の小さな蒲鉾屋で、典型的な職人。

ちょっと手伝ったことがあるのだけど、「アレ持って来い」(あれって??)「粉じゃ」(いや、、、ここにあるの全部粉なんだけどね)「白いの」(いや、、、だいたい全部白に見えるけど・・・)みたいな職場が少年期の暮らしのすぐとなりにありました。

 

見える化とか数値化とか、必要だってことは理解できます。「感覚を手に入れた人の方が最強」って気持ちを心の奥底で鍵をかけてしまいたいのだけど、もうこれはトラウマのように染み付いちゃってますね。

 

 

 僕らが働く目的は僕らが幸せに暮らすためです。

いまの竹林ファミリーの暮らしの中心は子育てです。子どもたちにこうなって欲しいとか親の希望的なことはあんまり考えたことはないですが、いまこの段階を楽しくハッピーに過ごして欲しいなとだけ思います。

 

暮らしと仕事ががっつり結びついてる生活ですが、子どもたちには僕らの姿をすぐとなりで見させてあげようと思います。

父ちゃんと母ちゃんはこんだけリスペクトし合ってるんだよ、って見せつけてやりたいです。

 

2017年の半年が過ぎましたが、これまでの自分中心の態度も含めて考え直す1年になりそうです。

まずは最強のパートナーである母ちゃんと改めて同じスタートラインに立てるように自分自身が変わることを目指したいと思います。

2017年

6月

30日

子育てと農業 テゴからパートナーに

うちには5歳と2歳になる子供がいます。たまに写真がのったりしているのでご存知だと思いますが。いやぁーほんと子育てと仕事の両立は大変だなと日々実感しています。

 

そんなこんなで研修後、妊娠、出産、育児、妊娠、出産、育児に追われほとんど農作業をやってきていなかった母ちゃんです。今年、下の子が2歳になるのをきっかけにやっと少し動けるようになり、「今年はやるぞー」と父ちゃんと畑に立つ日も増えました。

 

ところがどっこい、これがまるで役に立たない・・・。

 

いやぁーほんと何やってたんだろうというくらい申し訳ないなと思いながら日々反省しています。これでも。まず、基本何も考えていないで動いていることが多い。これは今後気をつけないといけないですね。そして、機械とPCに弱い。ついでに大雑把。これは昔からの話なのですが。ロープワークも苦手。機械とPCに関してはもう致命的に駄目です。教えてもらって動かしてみて慣れれば動かせますが、そもそもの仕組みがわかっていないので初めて扱う機械はおっかなびっくりです。(体動かして覚える派なもんで・・・)それでも今年は機械を使う機会も増えたので少しずつ扱える機械は増えました。PCにしても一応PC使って働いていたのですが、スマホにもしていないせいかそういう生活から離れていたせいか、もう全く通用しない。父ちゃんがPC得意で良かったなぁ。よくできるよね−ってことを父ちゃんはよくやってくれてます。

 

妊娠、出産、育児中(今もですが)は本当に何も仕事のことを考えて生きていなかったなと。父ちゃんにおんぶで抱っこ状態だったなと。今まで自分なりには手一杯だったということでもあるのですが。その結果が現在なわけで。今やっと竹林畑について、畑についてみたいなものをちゃんと見て、実感して、客観的に考えられるようになった気がします。今まではどこか地に足ついていないというか、厚いガラス1枚向こうの世界の話みたいに捉えていた感じだったんだなと。これはいかんと今年はもう少しアンテナ広げて、社会って、経済て、経営ってみたいなことを勉強しつつ本も読みたいなと思ってます。もちろん畑作業も精進していかなければならないし、お荷物からテゴに、横に立って遜色ないくらいのパートナーになることを目指したいです。という上半期終了の母ちゃんの決意表明!

2017年

6月

07日

今年足りないもの

種まきの頃はまだかまだかと待っていた野菜の収穫も、一度始まるとあっという間に色々な野菜たちができて、ざまざまな料理になって、定植や出荷も同時に始まって流れ落ちるように一日が終わっていきます。今年は種類を増やしたかいもあり、我が家の食卓も一層華やかになりました。だけど、実はまだ1つだけ出来ていなかった野菜があります。それは、「玉ねぎ」!!いやぁ〜恥ずかしいぐらいに小さい。

冬のキャベツとか人参に飽きてきた頃にできる一番早い春野菜の1つ葉玉ねぎ。今年はこれが出来ませんでした・・・。というか、遅れて実は最近収穫しました。3月ぐらいから暖かい日が増えだす頃に、冬眠から覚めるかのようにぐんぐん葉っぱが大きくなる玉ねぎですが、うちの玉ねぎはこの頃冬眠の状態のまま。全く冬と姿が変わらず、「うわぁっ!やばい。今年は玉ねぎが全滅だ」と思ったものです。周りの畑の玉ねぎたちはどんどん大きくなるのにうちのは大きくなる気配なし。今まで玉ねぎで外したことがなかったので、ショックでしたね・・・。 

しかも玉ねぎって1年に1回しか作れないっ!!ここを外すと1年間わが家の玉ねぎはないのです!!今年は玉ねぎなしか・・・。とショックでした。でも、ショックのあまり会う人会う人に「うちの玉ねぎ今年は全滅だわ」って話をしていたらみんな玉ねぎくれて、それで新玉を食べてました。(笑)

田舎って、畑で少し野菜を作る人が多くて、その中でも玉ねぎは大抵の人が作るのでみんな分けてくれるというありがたさ。それでも、野菜農家なのにできなかったことはショックでした・・・。

そうこうしているうちに他の野菜たちの収穫が始まり、バタバタしながらも横目でチラって玉ねぎ畑をチェックしていたら時期は遅いけど葉が大きくなり始めました。そこでしばらく待ってみたら、小さいけどできてるっー!!やったーー!!これでうちの玉ねぎが食べれる!!というわけで、ジャガイモと一緒に収穫しました。やっぱり小さいけど、全滅かと思っていたから出来ただけで有り難いです。少し大きめもあるのでこれからの野菜セットに入れていきたいと思います。

今年の玉ねぎの敗因は、苗の生育不良、暖冬だからと苗の復活を待っていたら植える時期が遅くなった、春先の定温などかなぁと。他にも色々なことが重なったりしているかもですが思いつくのはこんな感じです。いつもできているから今年も大丈夫だろうという過信もいけなかったなぁ。と反省。今年は気を引き締めて玉ねぎ作りたいと思います!!

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