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竹林畑のこだわりって?

 最近、インタビュー受けたり、取材うけたりでよく聞かれるので考えてみました。私たち、たぶんすごい強い信念とか思いっていうのが少ないのかもしれません。「消費者に安全なもの、安心な野菜を届けたい」みたいな、そんなことは思っていないのです。こう書いてしまうと勘違いされてしまいそうですが、安心安全ってじゃあなんですか?って聞きたくなっちゃいます。誰かが「安心安全」ですって言えば信じちゃうんですか?なんかそれって安っぽいので使いたくないのです。

 私たちの野菜は農薬を使わない、化学肥料を使わないで育てる。そこには自分が薬を吸いたくなかったからというのと、農薬散布って大変そうだし、有機農家で見た苗が一番健康そうに見えたし、そこの農園主だけが農業面白いからやったらいいんじゃんみたいな話をしてくれたからです。最初から有機農業と決めていたわけではないのです。じゃっかん母ちゃんは有機よりでしたが父ちゃんは慣行栽培でピーマン作る気満々でした。農業したいというだけで大分に来て、そこからどんな農業をするかは自分たちで選びました。慣行栽培の農家さんの話も色々聞きました。だいたい出る話は「やめておけ」、「3年で離婚する」、「奥さんが働きに出て旦那が農業するぐらいがいい」みたいな話でしたね。ニラ農家さんだけは有機の師匠と同じように農業勧めてくれたっけなぁ。

 そんなこんなで選んだ有機農法。農薬、化学肥料を使わないから安心して食べられる?そう思う人も多いと思います。でも、今や有機肥料も嫌だと言われる方もいます。野菜に虫がついていることもあるし、虫が嫌な人には有機じゃない野菜の方がよっぽど安心して食べれるかもしれません。食べ物に関する基準は人それぞれ。だから、そんな薄っぺらなキャッチコピーで選ばす、自分で選んでください。畑を見に行く、どんな人が作っているか話を聞いてみる。そういうこと必要なんじゃないんですかね?遠くて行けないなら、Facebookみたりブログ見たり、わからないこと、疑問に思うことがあればメールでも出してみればいい。そうやって自分で判断して選ぶべきだと思うのです。だからうちは「安心安全」は使いたくないし、有機だからと強く説明するのもやめました。竹林畑の野菜だからおいしいとか買おうとかって思ってもらいたいのです。うちの野菜、自己満足かもしれないけどおいしいです。でもおいしくない時も普通の時もあります。天気によって味も変わるし、野菜の始まりかけ、終わりかけ、育ちすぎでもおいしさは変わりますから。そのなかでもなるべくおいしい時期を狙って収穫、出荷します。

 というわけで、「こだわりってなんですか?」と聞かれると困るのです。一言で説明するのは難しいですね。「こだわりがない」のがこだわり?なんでしょうね~。こんなことを書いたものの、やっぱり一言でわかりやすくアピールする必要はあるよなぁとひしひし感じています・・・。


 長くなりますね。あと「土づくりって何してるんですか編」と「有機農業って大変なんじゃないんですか編」「なんでここに来たんですか編」があります。が、また気が向いたら紹介していきたいと思います。ちなみに、これは母ちゃんの独断です。父ちゃんの話を要約しつつ、母ちゃんの意見を加えたものです。難しいのが父ちゃんと思ってることが少し違う時があるということですかね。この件については一緒にインタビュー受けたり、話したりしたのでだいたい同じだとは思いますが。