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地震から5年

地震をきっかけにいろいろな事を考えたし、いまでも何か考える時の過程でなにかしらあの出来事に触れているような気がします。

 

5年前の3月11日は宇佐の佐藤農園で研修中でした。卒業間近の時期で、どこでこれからやっていくか見て回っていた時期。

正直言ってこっちはこっちで地震どころではなかったです。遠く離れた九州ではごく普通の日常が滞り無く進んでいました。不謹慎だけど、何か世の中がいい方向に逆転してしまうような期待さえしたほど。

 

すごくおこがましいかもしれないけど、食べものを作るという仕事を選択したことに妙に誇りを感じたのです。この選択は間違ってなかった、てことを確信したタイミングになりました。

 

「できることから始めよう」なんてスローガンがテレビもネットも溢れて、たまに小銭の募金くらいはしたかもしれないけど、そこに使命感みたいなものはありませんでした。

佐藤農園の畑では地震の次の日も玉ねぎの草取りとか苗の管理とか、いまやらねばならないことは日々きちんと供給されていたのです。地震にも関係なく。

東北から遠く離れているから関係ないってわけではなく、畑とはそういうものなのです。

野菜たちも地震の悲しさなんて関係なさそうに育ってたしね。

 

そんな日々の畑仕事、研修卒業後にやるべき畑をみつけることが「いま自分にできること」でした。

 

あれから5年。研修生でも新規就農者でもなく、今や農家になりました。

これからも、竹林畑の使命は、食べものを作ることです。