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悲観的になる気がしない

先日の写真に畑で写ってる人。今度はイタリアからお客さんです。

日本のcountry sideを見てみたいってことで、ググって出てきたメアドに連絡してきてくれた、オリーブ農家のフランチェスコさん。

 

オリーブの収穫してオイル絞ってる、エクストラバージンオイル持っていくよ、ってメールが来てたので楽しみにしてました!

そのオリーブオイルが絶品!!!

 

普通のサラダ油もそうだけど、なんで植物からこんな油が出てくるんだ?っていつも不思議に思ってましたが、このオリーブオイルは、植物からできてることに納得。口に入れてみると「油」ではなく「植物の汁」ってことが解るんです!樹の香りがして、口の中にサラッと広がる液体は、むしろ水分のように感じました。これなら飲める、って思った。

 

料理も上手で、鯵を使ったトマトパスタを作りながらアルデンテの秘訣を教えてもらいました。

茹で始める前に「8分後に出来上がるからテーブルに着くように」って指示があり、湯で始めから茹で上がり、ソースと絡める時間とその時の水分量、テーブルに着いたタイミングでぴったりのアルデンテの状態で食べる!ってのがポイントのようです。

キチッとしてます。

 

いつもはヨレヨレなバックパッカー系の旅人が来ることが多いですが、身なりもキチッとしてて、イタリ人だからなのか??自分の農場LA SELVAのエプロン持参で、料理するときもビシっとキメてます。

「友達が勤めてるから安く手に入る」ってことでPRADAのブーツがかっこいい!!クロックスでウロウロしません!

 

 

外国の方とはその国の農業事情について話すようにしています。みなさん、ちゃんと自分の意見持ってるのがすごい。

goverment helpとかTPP、Free tradeなどをキーワードに話を振ると、かなり長く語ってくれます。乏しい英語力なので、あちらの言ってることの半分以上は理解できないのが残念・・・英語の勉強と思って敢えて挑んでみます。

 

うちみたいにマイナーな超零細有機農家なんかに興味あってやってくるくらいなので、意見の偏りはあると思いますが、農業をめぐる問題意識は共通する部分多いです。

「大規模化による生き残り」というのがEUの方針のようです。日本ももちろん。だけど、それには同調できない僕ら零細農家。

 

そういう方針に反対という立場ではなく、目指してるとこが違う気がしてるのです。

いったい、何に勝って生き残るってことなんでしょうか?

 

竹林畑は食べものを作ってます。ありふれた普通の野菜です。

高いって言われるけど、それでも、こんな普通の野菜が負けて無くなる日がくるなんて、あまり想像できません。誰かの生活に結びついてる実感があるからです。

そうでなくとも、うちの食卓にも自給用にかなりの量が回ってます。それは、誰とも競争なんてしていない。たんなるうちの生活であって、生産性がどうの言われようがこれからもずっと続くことなんです。

 

 

政策として語られる農業、じっさいにうちらみたいなのが実践してる農業。もしかしたらまったく別次元の話なのかもなって思うようになりました。